神奈川県は11日、主にマダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を、松田町在住の60歳代女性が発症したことを確認したと発表しました。
県によると、県内でSFTSの患者が発生したのは2023年以来、2例目。女性は発熱や全身の倦怠(けんたい)感などの症状があり、入院して治療を続けています。6月28日に発熱の症状があり、7月2日に医療機関を受診しました。遺伝子検査の結果、8日にSFTSの陽性が確定しました。感染経路は不明で、行動歴などについて調査しています。
SFTSは主にウイルスを持つマダニにかまれることで感染します。6~14日間程度の潜伏期間を経て発症し、重症化して死に至るケースもあります。
2025年7月12日(土)
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