東京都は13日、インフルエンザの流行警報を出した。直近1週間(3〜9日)に定点医療機関から報告があった患者数が警報基準を超えたためで、11月までに警報が出るのは2009年以来16年ぶり。6シーズンぶりに都内で警報が出た昨年と比べても6週早い。
都によると、3~9日に定点医療機関から報告された患者数が、31保健所のうち12保健所(都内人口の46%)の管内で「1機関当たり30人」の警報レベルを超えており、都全体への警報基準に該当した。都内全体の患者数は1医療機関当たり29・03人まで増えている。
今シーズンの幼稚園、小中高校などの学級閉鎖や臨時休校は1125件に上り、昨シーズン同時期の99件と比べて11倍超になっている。
都は、こまめな手洗い・消毒やマスク着用といった対策のほか、感染が疑われる際は早めに医療機関を受診するよう呼び掛けている。
2025年11月14日(金)
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