2025/12/19

🟥しらすパックにフグ稚魚混入、毒があり自主回収 福岡市のスーパー「種類が違うもの入っていたら通報を」

 福岡市のスーパーで販売されたパック詰めの「釜揚げしらす」に、フグの稚魚とみられる魚が混入していたことがわかった。毒を持っている可能性があり、販売店が自主回収を進めている。

 福岡市によると、17日、福岡市西区小戸のフードウェイ小戸店でパック詰めの「釜揚げしらす」を購入した客から「フグの稚魚が混入していた」と保健所に連絡があった。

 購入客は離乳食を作ろうとしていたところ、別の魚が混ざっていることに気が付いたということである。

 連絡を受けた福岡市の職員が店舗の在庫を確認したところ、新たにもう1パック、フグの稚魚とみられる魚が混入しているものが見付かった。釜揚げしらすは加工された状態で店舗に入荷され、売り場で小分けして販売されていたということである。

 フードウェイ小戸店では12月3日以降、同様の商品を少なくとも270パック販売したが、今のところ健康被害の報告はないということである。

 フグは猛毒のテトロドトキシンを持っている可能性があり、フードウェイは自主回収を進めている。

 福岡市は購入者に対して、「違う種類の魚が混入していた場合は、食べずに販売店や保健所に相談してほしい」と呼び掛けている。

 2025年12月19日(金)

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