製薬会社のツムラは、薬用酒などを手掛ける養命酒製造を買収すると発表した。健康意識の高まりの中、企業の間では市場の拡大が続くヘルスケアの事業を強化する動きが相次いでいる。
医療用漢方大手のツムラは「薬用養命酒」として知られる薬用酒などを手掛ける養命酒製造について、68億円で買収すると発表した。
買収は旧村上ファンド系の投資会社がTOB(株式の公開買い付け)などを通じて養命酒製造を非上場化した後、ツムラがすべての株式を取得する形で行われる予定で、今年7月から8月ごろに株式の取得を終える見通しだということである。
ツムラは、知名度の高い薬用酒の製造や販売を傘下に入れることで、ヘルスケア事業の強化を図るとともに、薬用酒や漢方の製造に使われる生薬の調達の効率化につなげたいとしている。
高齢化や健康意識の高まりなどから、ヘルスケアの市場は拡大を続けていて、経済産業省が2023年度に行った調査では、2050年の国内で関連する市場の規模はおよそ60兆円に上ると推計され、企業の間ではこの分野を強化する動きが相次いでいる。
2026年2月25日(水)
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