2022/10/18

🟧新型コロナ感染、全国で新たに1万5372人 6日連続で前週上回る

 厚生労働省は17日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに1万5372人確認されたと発表しました。1週間前の月曜日から約2300人増え、6日連続で前週の感染者数を上回りました。

 感染者の累計は2179万9344人、死者は61人増えて計4万5961人となりました。

 都道府県別の新規感染者が最も多かったのは東京都の1588人で、北海道1175人、神奈川県1022人、大阪府1001人、広島県947人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、17日時点で118人となっています。重症者の数は16日と比べて3人減りました。

 10月13日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で5万6067件でした。

 一方、厚生労働省は17日、大阪府内で新たに1001人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は、213万3010人となりました。

 また、1人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6539人となりました。重症者は18人です。

 2022年10月17日(月)

2022/10/17

🟧東京都で新たに1588人が新型コロナ感染 6日連続で前週を上回る

 東京都は17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1588人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(10日)より216人多く、6日連続で前週を上回りました。70歳代から100歳以上の男女6人の死亡も発表されました。

 17日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日当たり3095・4人で前週(3027・4人)の102・2%となりました。都によると、直近1週間の感染者の平均が前週を上回るのは8月21日以来。

 17日の新規感染者を年代別にみると、最多は30歳代の320人、次いで40歳代の296人、20歳代の264人、50歳代の256人と続きました。重症化リスクが高いとされる65歳以上は96人でした。

 病床使用率は18・6%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日と同じ9人でした。

 2022年10月17日(月)

🟧厚労省、コロナとインフル同時検査キット3800万回分確保 鼻の粘液使い15分で判定

 今冬の新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備え、厚生労働省は、2つの感染症を同時に調べられる抗原検査キットを約3800万回分確保したと公表しました。発熱外来などでの需要の増加を想定し、8月からメーカーに増産要請していました。

 新型コロナやインフルエンザを症状だけで見分けるのは難しいのに対して、同時検査キットは鼻の粘液を使って約15分で、双方について感染の有無を判定できます。

 昨年から保険適用されており、医療機関ではすでに使用可能です。同時流行した時に、それぞれの検査キットで調べていると手間と時間がかかり、発熱外来の窮迫に拍車をかける恐れがあるため、厚労省は同時検査キットの必要性が高いと判断しました。

 ただ、新型コロナ単独の抗原検査キットは現在、薬局やインターネットで購入して自宅で使用できるのに対して、同時検査キットは医療機関での使用に限られています。

 政府が13日に発表した同時流行対策では、中学生から64歳の重症化リスクの低い人には、発熱しても基本的に自己検査するよう求めているため、同時検査キットの薬局・ネット販売を求める声も聞かれます。政府の規制改革推進会議も薬局・ネット販売を検討するよう求めています。

 これに対し、厚労省は、一般市民が検査キットを正しく使えない可能性があり、生産量が限られる中で市販すると医療機関への供給が滞る恐れがあるなどの理由から、慎重な姿勢を示しています。

 2022年10月16日(日)

2022/10/16

🟧東京都の新たな新型コロナ感染者2714人 前週の日曜より472人増加

 東京都が16日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は2714人でした。1週間前の日曜日(9日)から472人増加しています。

 東京都の直近1週間の感染者の平均は3065人で、前の週と比べて99・8%となっています。

 新規感染者2714人のうち469人は医療機関を受診せずに自主検査などで陽性と判明し、都の「陽性者登録センター」に登録した患者です。

 1040人が入院していて、そのうち人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症者は9人です。

 重症者用の病床使用率は15日と同じ6・2%、全体の病床使用率は0・3ポイント上がって18・5%でした。

 また、60歳代と80歳代の男性5人の死亡が確認されました。

 2022年10月16日(日)

🟧全国で新たに2万9662人が新型コロナ感染 5日連続で前週を上回る

 厚生労働省は16日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに2万9662人確認されたと発表しました。前週の日曜日(9日)より6802人多く、5日連続で1週間前の感染者数を上回りました。死者は15人でした。

 16日の新規感染者が都道府県別で最も多かったのは東京都の2714人で、大阪府2319人、北海道2089人、神奈川県1690人、愛知県1308人、埼玉県1291人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、16日時点で121人となっています。重症者の数は15日と比べて3人増えました。

 10月13日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で5万6067件でした。

 一方、厚生労働省は16日、大阪府内で新たに2319人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は213万2009人となりました。

 また、4人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6538人となりました。重症者は18人です。

 2022年10月16日(日)

🟧ウガンダでエボラ出血熱が拡大 発生地域への出入り禁止し、夜間外出禁止令も

 アフリカ東部ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領は15日、国内でエボラ出血熱の感染が拡大しているとして、発生地域となった中部2県への出入りを禁止した上で、この域内で夜間外出禁止令を発令しました。規制は即日実施し、21日間続けるとしています。

 発表によると、対象とするのはエボラ出血熱の発生が最初に確認されたムベンデ県と、隣接するカサンダ県。ムセベニ大統領は、2県へ人々が出入りしていることで感染が拡散しているとして、規制の必要性を訴えました。また、それぞれの県内での移動は認める一方、規制中は公共交通機関やバイクタクシーなどの利用を禁止し、バーや娯楽施設、ジムやサウナの閉鎖も決めました。

 これまでに58件の感染例と19人の死亡が確認されたとしています。一方、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は10月5日時点で、疑い例を含めて63件が確認されており、医療従事者4人を含む29人が死亡したと説明していました。

 ウガンダで広がっているエボラウイルスは「スーダン型」と呼ばれる種類で、有効なワクチンが確立されていません。

 ウガンダ保健省によると、最初の感染例は、ムベンデ県の村に暮らす24歳の男性でした。男性は高熱、けいれん、吐血、下痢などの症状があり、9月15日に地域の病院へ運び込まれました。その後も病状は悪化して19日に死亡し、エボラ出血熱への感染が確認された。

 保健省は20日、エボラ出血熱の発生を宣言し、国民に対し、高熱や下痢などの症状が出ている人との接触を避けるよう求め、手洗いを推奨しています。現在は感染者や接触した人々を特定し、隔離することで感染拡大を食い止めているといいます。

 2022年10月16日(日)

2022/10/15

🟧働く女性の自殺、5年間で3割増 非正規多くコロナ禍で収入減に苦しむ

 2021年に自殺した人のうち、働く女性は1696人に上り、コロナ禍以前の5年間(2015~2019年)の平均より3割増えたことが、14日に公表された政府の自殺対策白書で明らかになりました。コロナ禍が始まった2020年(1706人)から微減したものの、厚生労働省は、非正規労働者が多い女性が依然として失業の不安や収入減に苦しんでいるとみています。

 2021年の自殺者は前年比0・4%減の2万1007人。男性(1万3939人)は12年連続で減った一方、女性(7068人)は2年連続の増加となりました。

 職を持つ女性の自殺者は、コロナ禍前の過去5年平均(1320人)比で28%増えていたことが判明しました。年代別では20歳代が64%増、50歳代で28%増えていました。

 2021年の国の労働力調査によると、役員を除く働き手のうち、パートやアルバイトなどの非正規労働者は男性が22%だったのに対し、女性は54%と過半数を占めました。コロナ禍に伴う経済情勢悪化の影響をより強く受けているとみられます。

 今回の自殺対策白書では、職業のほか、配偶者や子供などの同居人の有無に着目。男性は同居人の存在によって傾向が分かれ、同居人がいる男性の自殺者は8399人で過去5年平均から12%減少した一方で、一人暮らしの人は5068人とほぼ変わらず、中でも20歳代と70歳以上の高齢者は1割以上増えていました。

 自殺対策白書は、「独居の場合、異変に気付いてもらう存在がおらず、コロナ禍の行動制限の中、一人で悩みを深めてしまった可能性もある」と指摘しています。

 政府は悩みを抱える人に向け、「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570・064・556)を利用するよう呼び掛けています。

 2022年10月15日(土)

🟪「がん予防」うたう再生医療で敗血症、厚労省がクリニック運営法人などに改善命令

 医療法人輝鳳(きほう)会(東京都豊島区)が運営する医療機関で自由診療の再生医療を受けた2人が敗血症となった事案で、厚生労働省は24日、再生医療安全性確保法に基づき、輝鳳会と都内の医療機関代表2人に対し、再発防止策の策定などを求める改善命令を出しました。調査では複数の法令違反や...