18日、北海道では新たに8477人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。1日の発表としては4日ぶりに9000人を下回りましたが、前の週の同じ曜日を566人上回って依然として高い水準が続き、18人の死亡が発表されました。
拡大傾向が続く中、札幌市は、オミクロン型の新たな変異ウイルス「BQ・1・1」への感染が2例、初めて北海道で確認されたと発表しました。
国は、この変異ウイルス「BQ・1・1」について、公式な見解を示していませんが、札幌市によりますと、ヨーロッパとアメリカで、感染が拡大しているということです。
18日、北海道内で発表された新規感染者数は、道が4206人、札幌市が3248人、旭川市が509人、函館市が326人、小樽市が188人の合わせて8477人です。
このうち道が発表した感染者数を医療機関の所在地別にみますと、胆振地方が569人、石狩地方が519人、空知地方が396人、オホーツク地方が382人、十勝地方が368人、釧路地方が235人、上川地方が168人、渡島地方が143人、後志地方が132人、桧山地方が55人、宗谷地方が52人、根室地方が48人、日高地方が46人、留萌地方が42人、それに道の陽性者登録センターが1051人です。
また、これまでに感染が確認されていた人のうち、道が80歳代の男女3人、90歳代の男性2人、100歳以上の女性1人、年代・性別非公表の1人、札幌市が60歳代の女性1人、70歳代の男性2人、80歳代の男性2人、90歳代の男女4人、100歳以上の男性1人、函館市が年代・性別非公表の1人の死亡を発表し、道内で発表された死者数は合わせて18人となりました。
18日時点の病床使用率は48・2%で1週間前から上昇しました。重症者向けは9・5%でした。
これで北海道内の感染者数は札幌市の延べ42万2359人を含む延べ97万3645人となり、亡くなった人は2995人となりました。
2022年11月18日(金)