2023/03/21

🟪東京都で新たに877人感染 新型コロナ、10日連続で1週間前を下回る

 東京都は21日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに877人確認したと発表しました。前週の同じ曜日から111人減り、10日連続で1週間前を下回りました。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は635・7人で、前週比は85・4%。

 新規感染者877人を年代別でみると、0歳5人、1~4歳16人、5~9歳32人、10歳代75人、20歳代146人、30歳代138人、40歳代133人、50歳代137人、60~64歳51人、65~69歳31人、70歳代65人、80歳代37人、90歳以上11人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は144人でした。

 入院患者は620人で、病床使用率は11・9%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、20日より2人減って4人でした。

 一方、感染が確認された70歳代と90歳代の女性2人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者433万199人、死者8039人となりました。

 2023年3月21日(火)

🟪全国の新規感染者8683人 新型コロナ、前週より1200人減

 厚生労働省は21日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で8683人確認されたと発表しました。前週の火曜日より約1200人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は兵庫県で6人、埼玉県で3人、大阪府で3人、福島県で3人、奈良県で2人、東京都で2人、栃木県で2人、千葉県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、滋賀県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、青森県で1人の合わせて29人、累計で7万3562人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で877人。次いで大阪府の557人、愛知県の545人、北海道の478人、埼玉県の430人、神奈川県の385人、千葉県の348人、新潟県の323人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、21日時点で76人となっています。重症者の数は、20日と比べて1人増えました。

 一方、厚生労働省は21日、大阪府内で新たに557人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は282万3711人となりました。

 また、3人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8447人となっています。重症者は20日と同じ14人です。

 2023年3月21日(火)

🟪マダニ感染症で78歳女性死亡 熊本県上益城郡

 熊本県は上益城郡に住む高齢の女性がマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染し、死亡したと20日、発表しました。

 熊本県によりますと、死亡したのは上益城郡に住む78歳の女性です。

 女性は3月6日に腕の黒いかさぶたに気付き、医療機関を受診。16日に発熱などの症状が出たため別の医療機関に入院しました。

 その後の検査でマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群に感染していることがわかったということです。

 女性は19日、容体が急変し、20日、死亡しました。

 女性は、普段から家庭菜園で草取りをしていたということで、その際にマダニにかまれた可能性があるということです。

 重症熱性血小板減少症候群による死者は、熊本県内で今年初めてです。

 熊本県は森林や草地、畑などマダニが多く生息する場所に行く時には長袖・長ズボンを着るよう呼び掛けています。

 2023年3月21日(火)

2023/03/20

🟪大阪府と徳島県在住でサル痘の感染確認、関東以外で初 海外渡航歴なし

 大阪府は20日、府内の医療機関を受診した海外渡航歴のない50歳代と30歳代の男性2人の「サル痘(エムポックス)」感染が確認されたと発表しました。厚生労働省によると、関東地方以外での確認は初めて。50歳代男性は大阪府、30歳代男性は徳島県在住で、関係性はないといいます。

 大阪府によると、大阪府内に住む50歳代男性は自宅療養中で容体は安定しています。保健所が感染経路を調べています。発疹などの症状があったため、3月15日に医療機関を受診しました。

 厚労省などによると、徳島県内に住む30歳代男性は自宅療養しており、発疹やせきがあるものの容体は安定しているといいます。徳島県内在住者の感染確認は初めて。

 男性は3月17日に大阪府内の医療機関を受診し、行政検査を受けて陽性と判明しました。海外渡航歴や、渡航歴のある人との接触はなく、国内での市中感染の可能性があります。感染経路や濃厚接触者の有無は大阪府内の保健所が調べています。

 サル痘はウイルス感染症で、感染症法上は日本脳炎などと同じ4類に指定されています。潜伏期間は5~21日とされ、発熱や頭痛、リンパ節のはれなどの症状があり、通常は発症から2~4週間で治癒します。感染した人や動物の体液、血液などに触れたり、飛沫(ひまつ)に長時間さらされたりするとうつることがあります。日常生活での空気感染は確認されていません。

 2022年5月以降、欧米を中心に患者が相次いでいます。国内では7月、ヨーロッパに滞在歴のある東京都の男性の感染が初めて確認され、20日時点で59例が判明しています。すべて男性で、死亡や重篤に至ったケースはありません。

 厚労省はサル痘の新しい名称案を「エムポックス」にする方針を決めており、パブリックコメント(意見公募)を経て政令を改正し、新たな名称に変えます。

 2023年3月20日(月)

🟪東京都で新たに270人が新型コロナ感染 9日連続で1週間前を下回る

 東京都は20日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに270人確認したと発表しました。1週間前の月曜日より43人減り、9日連続で1週間前を下回りました。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は651・6人で、前週比は87・5%。

 新規感染者270人を年代別でみると、0歳2人、1~4歳4人、5~9歳8人、10歳代26人、20歳代50人、30歳代53人、40歳代44人、50歳代48人、60~64歳15人、65~69歳5人、70歳代9人、80歳代6人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は20人でした。

 入院患者は648人で、病床使用率は12・5%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、19日と同じ6人でした。

 一方、感染が確認された4人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者432万9322人、死者8037人となりました。

 2023年3月20日(月)

🟪全国で新たに2770人が新型コロナ感染 1年2カ月ぶりに3000人を下回る

 厚生労働省は20日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で2770人確認されたと発表しました。前週の月曜日より600人減りました。新規感染者が3000人を下回るのは、2022年1月以来1年2カ月ぶり。

 また、国内で感染して亡くなった人は、大阪府で5人、東京都で4人、埼玉県で2人、山梨県で2人、岐阜県で2人、茨城県で2人、兵庫県で1人、北海道で1人、千葉県で1人、愛媛県で1人、福岡県で1人の合わせて22人、累計で7万3533人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で270人。次いで広島県の244人、神奈川県の190人、埼玉県の141人、大阪府の136人、静岡県の102人、長野県の96人、愛知県の93人、千葉県の92人と続きました。北海道は80人、福岡県は66人。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、20日時点で75人となっています。重症者の数は、19日と比べて5人減りました。

 一方、厚生労働省は20日、大阪府内で新たに136人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は282万3149人となりました。

 また、5人の死亡が発表され、大阪府内で感染して亡くなった人は合わせて8444人となっています。重症者は、19日より1人少ない14人です。

 2023年3月20日(月)

2023/03/19

🟪着用するだけで血行促進、疲労回復が可能 山本化学工業が家庭用医療機器を発売

 素材メーカーの山本化学工業(大阪市生野区)は17日、着用するだけで血流を改善する家庭用医療機器「メディカルシンセンサー」を発表しました。上下セパレートの長袖、長パンツのウエアで、遠赤外線によって血行を促進し、疲労回復や筋肉の凝りを緩和する効果が期待できるといいます。

 太陽光の赤外線を特殊な素材が吸収、放射することで、着用者の血流を改善する仕組み。デザインは欧米を中心に「自宅から1・6キロの範囲で着られる服」として流行しているワンマイルウエアを意識し、日常的に着用してもらうことを目指しています。

 同社によると、20分間の着用で血流量が22・2%改善することが確認され、血行促進や疲労回復などの効果が得られるといいます。臨床試験などで効果が証明され、昨年10月に厚生労働省から家庭用医療機器として認可を受けました。

 価格は上下1セット17万6000円(税込)で、3月20日から受け付けを開始します。

 山本富造社長は、「新型コロナウイルス禍で、高齢者だけでなく若者も体に不調が起きている。血行をよくすることで体調を改善する助けになれば」と話しています。

 2023年3月19日(日)

🟩風疹クーポン利用3割、目標の半分 45〜62歳の男性対象

 風疹(三日ばしか)の流行を防ぐため、過去に予防接種を受ける機会がなかった45〜62歳の男性に対して自治体が配布してきた、接種前に抗体の有無を無料で検査できるクーポンの利用率が、5月時点で約3割にとどまり、目標の半分程度だったことが3日、明らかになりました。クーポンは原則来年2...