東京都は12日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万1511人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内の感染確認が1日に1万人を超えるのは、約4カ月前の今年3月16日(1万220人)以来です。また、1週間前の火曜日の約2・2倍で、6209人増えました。2倍を超える増加は8日連続で、感染の急激な拡大が続いています。12日までの7日間平均は8941・0人で、前の週の236・6%でした。
12日に確認された1万1511人を年代別にみると、20歳代が2310人と最も多く、30歳代が1954人、40歳代が1828人と続きました。65歳以上の高齢者は912人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが7085人、未接種は2284人でした。
病床使用率は41・1%。都が30~40%で緊急事態宣言の要請を判断する指標としている重症者用病床使用率は8・8%でした。
一方、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、11日より3人増えて12人でした。
また、都は感染が確認された90歳代の女性1人が死亡したことを発表しました。
東京都の累計の感染者数は168万442人となり、累計の死者数は4588人になりました。
小池百合子知事は12日、病床使用率が4割を超えたことを受け、コロナ患者向けの都内の確保病床を約5000床から最大規模の約7000床に増やすよう、医療機関に要請したことを明らかにしました。
2022年7月12日(火)
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