2022/07/28

■東京都内滞在中の30歳代男性がサル痘感染、国内で2例目 北中米から一時入国

 厚生労働省は28日、天然痘に似た感染症「サル痘」に、東京都内滞在中の30歳代男性が感染していることを確認したと発表しました。国内2例目で、25日に確認された東京都内の男性との接触歴は確認されていません。都内の医療機関に入院中で、容体は安定しているといいます。

 厚労省によると、男性は北中米に在住。7月下旬に日本に一時入国しました。21日に体のだるさを感じ、口の中の発疹もあったため、27日に都内の医療機関を受診。検査で感染が判明しました。ほかに頭痛や筋肉痛があるといいます。入国前から症状があったといい、厚労省は感染も入国前だった可能性が高いとみています。濃厚接触者は調査中としています。

 サル痘は、狂犬病などと同じ感染症法上の4類感染症に指定されており、診断した医師は、患者の発生を保健所に届け出ます。

 ウイルスを保有する動物との接触で感染し、人から人への感染はまれとされるものの、患者の体液や血液からも感染します。欧米を中心に感染が広がり、世界保健機関(WHO)は23日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。ただ、感染者の多くは軽症で回復しています。


 2022年7月28日(木)

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