韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から7万6402人増え、累計1893万7971人になったと発表しました。新規感染者数は前日(7万3582人)より2820人多く、2日連続で7万人を上回りました。水曜日に発表する火曜日の感染者数としては12週ぶりの高水準となりました。
1週間前の13日(4万252人)の約1・9倍、2週間前の6日(1万9360人)の約3・9倍でした。7月に入り、前週比で感染者数が倍増する傾向が続いています。
この日の新規感染者のうち海外からの入国者は前日より78人多い429人と、2020年1月20日に国内で初めて感染者が確認されて以降で最多を記録しました。市中感染者は7万5973人でした。
新たな死者は前日と同じく12人。死者の累計は2万4777人。致死率は0・13%。
重症者数は前日から5人増え96人となっています。
中央災難(災害)安全対策本部の李基日(イ・ギイル)第1総括調整官(保健福祉部第2次官)は、受け入れ可能な病床数や治療薬の在庫にはまだ余裕があると説明しました。ただ新型コロナウイルスオミクロン型の派生型「BA・5」は予想を上回る勢いで広がっています。ピーク時には1日当たり新規感染者数が30万人程度に達する可能性もあるとみて、備えを急いでいます。
2022年7月20日(水)
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