2022/07/19

■不足懸念の抗原検査キット、在庫1・8億回分の在庫を確保 厚労相「安定的な流通が可能」

 新型コロナウイルスの「第7波」への対応を巡り、後藤茂之厚生労働相は19日、夏休み期間に合わせ無料検査拠点が空港や主要駅に整備されるのに絡んで不足が懸念されている抗原定性検査キットについて、メーカーが計約1億8000万回分を在庫として確保していると明らかにしました。

 今年初めから感染が拡大した「第6波」では、検査キットが一時的に品薄状態に陥りました。後藤厚労相は「安定的な流通が可能な量を確保している」と述べ、製造・販売業者、卸業者の入荷量や販売量を定期的に監視し、必要に応じて増産を要請するとしました。


 検査キットの増産は国が要請し、余剰分は買い取ることになっています。厚労省のホームページでは、製品ごとの在庫状況について公開を始めました。


 また、後藤厚労相は行動制限の必要性について、感染者がさらに増えたり、病床が逼迫(ひっぱく)したりすれば、「行動制限を含む、実効性の高い強力な感染拡大防止措置を講ずることとなる」と改めて言及しました。一方、判断基準については、「今、具体的に目安や目標を考えているわけではない」としました。


 2022年7月19日(火)

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