霊芝(レイシ)とは、高湿度の山地の樹木や切り株に自生していマンネンタケ科のキノコ。マンネンタケ(万年茸)、門出茸、仙草、吉祥茸、赤芝などとも呼ばれています。
発芽率が低く、梅などの古木10万本に2〜3本しか採取できないため、昔から貴重なものとして扱われてきました。中国や日本で、生長し乾燥させたものがさまざまな目的で薬用に用いられてきましたが、食用には適しません。
霊芝に含まれる有効成分は、主に水溶性の多糖類βグルカンとトリテルペンで、ほかにエルゴステロール、有機酸、クマリン、マンニトール、アルカロイド、ラクトン類などがあります。
主な働きとして免疫力の強化作用や調整作用があり、血糖値や血圧を下げたり、血栓を防いで動脈硬化や高脂血症を予防し、肝臓障害を改善する効果があります。
副作用は少ないと見なされていますが、3〜6カ月の長期に渡って連続的に摂取した際には、めまい、口の渇き、鼻血、胃のむかつきなどの症状が現れることもあります。適切な量を経口摂取すれば、安全性が高いことがわかっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿