レスピラトリーエチケットとは、せき、くしゃみ、発熱などの症状のある人に対して、最近の病院で促している心掛けです。せきの激しい人はマスクを着用し、それ以外の人もせきや、くしゃみをする時はテッシュペーパーで口元を覆うなど、風邪やインフルエンザをほかの人に移さないためのエチケット。
レスピラトリーは、英語で「respiratory」と表記し、日本語訳で「呼吸器の」という意味です。
誰もが目的にあったマスクを、効果的な場所で使うことで、周りの人に対する気遣いと思いやりを示したいものです。せきや、くしゃみを繰り返すと、空気中にウイルスや細菌をまき散らすことになりますが、マスクをしていればその量を少なくすることができます。
この場合、医療用の外科用マスクが理想的ですが、準備できなければ通常販売されているマスクでも十分。最近では、科学的に工夫されたマスクが各種、市販されています。
例えば、マスクの外素材にはガーゼ、ナイロン、不織布があり、フィルターも花粉症用の静電フィルターや抗菌・殺菌フィルターなどがあり、その枚数や組み合わせでマスクの性能が変えられます。構造も、立体縫製で顔にフィットするものや、鼻当てワイヤーのついたもの、タックのついたものなど、さまざまです。
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