第一三共ヘルスケアは22日、「胃腸薬グリーン微粒」16万9075箱を自主回収すると発表しました。成分に根拠の不十分な調整が行われていたためで、安全性には問題はなく、健康被害の恐れはないと説明しています。
回収の対象は、箱の側面に記載されている使用期限が2022年12月から2024年4月の全製品。東亜薬品(富山市)が製造を手掛けており、出荷試験で成分配合量の違いが判明しました。
承認書が定める試験規格には適合していますが、一部の有効成分に若干の調整が加えられており、その調整の根拠が不十分だったとしています。
これまでに健康被害の報告は寄せられていません。
同シリーズの錠剤や細粒タイプは、問題がないため販売を続けるといいます。
第一三共ヘルスケアは、「ご心配とご迷惑をお掛けし深くおわび申し上げます」としています。
問い合わせは通話無料の第一三共ヘルスケア「第一三共胃腸薬グリーン微粒回収センター」、電話(0120)600920。
2022年8月22日(月)
0 件のコメント:
コメントを投稿