東京都は都内に住む60歳代の男性が「サル痘」に感染していることが確認されたと発表しました。日本での感染確認は、これで5例目となります。
都によりますと、男性は16日に熱が出て、その後、発疹や頭痛などの症状があったことから20日に医療機関を受診し、その後、東京都が検査した結果、感染が確認されました。
現在、医療機関に入院していて、状態は安定しているということです。
男性は、最近の海外への渡航歴はないということですが、発症前に海外から国内を訪れていた人との接触歴があるといい、東京都は感染ルートなどを調べています。
サル痘は今年7月、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した後も、欧米を中心に広がり続け、アメリカ疾病対策センター(CDC)の9月20日時点のまとめで、世界106の国と地域で6万3117人の感染が確認されています。
日本での感染確認は、7月に国内で初めて感染者が確認されて以来、5例目となります。
2022年9月21日(水)
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