2022/09/21

🟧ニューヨーク市、企業の従業員への接種義務撤廃へ コロナワクチン、11月から

 アメリカ東部ニューヨーク市は、新型コロナウイルス対策として市内の民間企業の従業員に課していたワクチン接種義務を11月1日から撤廃すると発表しました。感染状況が落ち着いてきたことを踏まえた措置で、企業側に従業員の接種について判断を委ねます。

 ニューヨーク市ではこれまで、企業の従業員に少なくとも1回のワクチン接種を義務付けていましたが、エリック・アダムズ市長は20日、これを11月1日から撤廃すると発表しました。また、ワクチン未接種の学生は、部活動やスポーツへの参加も制限されていましたが、これも撤廃するとしています。

 アダムズ市長は警察官や教師など市職員については当分の間、ワクチン接種義務を残す意向を示しました。ニューヨーク市は昨年12月、オミクロン型の流行に備えて企業の従業員への接種義務を導入し、ワクチン接種を拒んだ従業員の中には解雇されたケースもありました。

 ニューヨーク市では新規感染者数の7日間平均が、2カ月前のおよそ4500人(7月17日)から1900人(9月17日)に減少しています。

 7日にはニューヨーク州のキャシー・ホークル知事が、州内の公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃しています。

 ニューヨーク市は、オミクロン型対応の改良ワクチンの追加接種を推奨するキャンペーンを始めるとしています。

 2022年9月21日(水)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...