2022/09/22

🟧8月開催の阿波おどりで819人新型コロナ感染 徳島市、踊り手の4人に1人

 徳島市で8月に開催された阿波おどりで、参加した踊り手らのほぼ4人に1人に当たる819人が新型コロナウイルスに感染したことが22日、主催した実行委員会のアンケートで明らかになりました。未回答の踊り手グループが3割あり、感染者数はさらに多い可能性があります。

 阿波おどりは前夜祭を含め8月11~15日に開催。2020年はコロナの影響で中止、昨年は期間や規模を縮小して開催しました。今年は地域への経済効果や伝統の継承を優先し、3年ぶりに屋外の演舞場に観客を入れて本格開催していました。

 アンケートは阿波おどりに参加した「連(れん)」と呼ばれる123の踊り手グループを対象に実施し、86の連から回答がありました。その結果、踊り手らの参加者3425人(推計)の24%に当たる819人が8月11~25日に陽性と判明しました。判明日は17日が220人と最多で、18日が186人と続きました。

 感染防止対策については、「演舞中にマスクをする、しないが曖昧になっていた」などの意見がありました。22日の実行委員会の会合で、委員の徳島大学病院の東桃代医師は「開催後に徳島県で感染者が増えたのは阿波おどりだけのせいではないが、そこからの家庭内での2次感染、3次感染があったとみられる」と指摘しました。

 2022年9月22日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...