スイス製薬大手ロシュ傘下で検査薬事業を手掛けるロシュ・ダイアグノスティックス(東京都港区)は2日、一般用医薬品(OTC)として承認を得た新型コロナウイルスの抗原検査キットを6日に発売すると発表しました。アマゾンなどの電子商取引(EC)サイトを通じて販売します。
5検査分をセットで販売し、ロシュは価格をオープンとしています。薬局やドラッグストアに加えて、「アマゾン」や「ウエルシアドットコム」、「ヨドバシ・ドット・コム」などの電子商取引(EC)サイトを通じて販売します。
ロシュは8月24日に、OTCのコロナ抗原検査キットとして国内で初めて承認を得ました。発売ではシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス(東京都品川区)が先行しました。同じくOTCの承認を得たタカラバイオは9月12日に発売を予定しています。抗原検査キットはOTC承認以前はネット販売ができなかったものの、承認後は可能になりました。
ロシュの検査キットは鼻の穴に綿棒を入れて、粘膜の表皮を採取して検査します。PCR検査のように専用の装置は必要なく、約15分で結果を表示します。陽性の場合、医療機関を受診します。
2022年9月3日(土)
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