イギリスの医薬品規制当局は、アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したオミクロン型に対応した新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表しました。
イギリスの医薬品規制当局は3日、ファイザーとドイツのビオンテックが開発したオミクロン型の「BA・1」と従来の新型コロナウイルスの2種類に対応する「2価ワクチン」というタイプのワクチンを12歳以上の追加接種(ブースター接種)として承認したと発表しました。
イギリスでは8月に、アメリカのモデルナが開発したオミクロン型に対応する2価ワクチンも承認されています。
ワクチンの安全性などを管理するイギリスの医薬品・医療製品規制庁は、「秋の追加接種に向けて2つ目のワクチンが承認されたことをうれしく思う」などとコメントしています。
オミクロン型に対応したワクチンを巡っては、アメリカの疾病対策センター(CDC)が1日、オミクロン型の「BA・4」と「BA・5」に対応する2価ワクチンを追加接種として使用することを正式に推奨すると発表したほか、日本でも「BA・1」に対応する2価ワクチンの承認申請が出されており、各国で秋以降の追加接種に向けた準備が進んでいます。
2022年9月4日(日)
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