厚生労働省は7日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに2万9443人確認されたと発表しました。1週間前の金曜日(9月30日)から約7000人減少しました。また、国内で亡くなった人は73人、累計で4万5321人となっています。
都道府県別で新規感染者が最も多かったのは、東京都の3016人。次いで神奈川県が2050人、大阪府が2021人、北海道が1814人、埼玉県が1473人、愛知県が1372人でした。
新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、7日時点で150人となっています。重症者の数は、6日と比べて1人増えました。
5日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で4万7351件でした。
一方、厚生労働省は7日、大阪府内で新たに2021人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は211万2527人となりました。
また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6487人となりました。重症者は24人です。
大阪府の吉村洋文知事は6日、新型コロナウイルスの感染状況を示す府の独自基準「大阪モデル」について、11日にも警戒を示す「黄信号」から、警戒解除の「緑信号」に切り替える見通しを示しました。府内の病床使用率は4日から20%未満が続き、10日に警戒解除の基準となる7日連続を満たすため。緑信号が点灯すれば、7月11日に黄信号に切り替わって以来、約3カ月ぶりとなります。
府内の新規感染者数は9月23日以降、1日当たり5000人を下回っており、病床使用率も4日以降、警戒解除の基準である20%未満が続いています。
吉村知事は6日、府庁で記者団に「陽性者が減少傾向にあり、病床使用率も低下している。緑信号の基準に入り始めた」と説明。基準を満たせば11日に対策本部会議を開き、切り替えを決定するとしました。
2022年10月8日(土)
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