大阪市内の幼稚園でインフルエンザによる今季初の学級閉鎖が報告されたことが、厚生労働省のまとめでわかりました。小中高校や幼稚園などで学年・学級閉鎖が報告されるのは宮崎、沖縄両県に続いて3府県目で、近畿地方では初めて。大阪市内では1年7カ月ぶりとなります。
厚労省が9月30日に発表した「インフルエンザの発生状況について」によると、9月19~25日の1週間に大阪市内の幼稚園1施設で1人の患者が確認され、学級閉鎖となりました。
大阪市内では2019年秋から2020年春までのシーズンに、173施設で学年閉鎖、610施設で学級閉鎖となりました。しかし、新型コロナウイルスの流行が本格化した2020~2021年のシーズンは1施設で学年閉鎖となっただけで、2021~2022年のシーズンの学年・学級閉鎖はゼロでした。
国内ではインフルエンザの流行がほぼ2年なく、十分な免疫を持たない人が増えていることから、今季は新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念され、専門家らがワクチン接種などの対策を呼び掛けています。
2022年10月1日(土)
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