アメリカの疾病対策センター(CDC)は12日、新型コロナウイルスのオミクロン型のうち、現在、感染の主流になっている「BA・5」に対応するワクチンについて、追加接種(ブースター接種)の対象年齢を5歳以上に引き下げると発表しました。
新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、アメリカではオミクロン型の「BA・4」と「BA・5」に対応する成分と、従来のウイルスに対応する成分を含んだ「2価ワクチン」と呼ばれるワクチンについて、9月から、12歳以上を対象にした追加接種が始まっています。
こうした中、CDCは12日、ワクチンの対象年齢を引き下げると発表しました。ファイザーなどが開発した2価ワクチンは5歳以上、モデルナが開発した2価ワクチンは6歳以上が対象になります。
アメリカでは現在、オミクロン型の「BA・5」が感染の主流になっていて、10月8日までの1週間に報告された感染者のうち約8割が「BA・5」に感染したと推定されています。
CDCはより幅広い年齢層での追加接種を進めることで、この冬の感染拡大を防ぎたい考えです。
2022年10月14日(金)
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