厚生労働相の諮問機関・中央社会保険医療協議会は26日、新型コロナウイルスとA型・B型インフルエンザウイルス、RSウイルスの感染を同時に判定できるPCR検査の試薬と、抗原検査キットを公的医療保険の対象とすることを了承しました。厚労省は、月内にも保険適用します。
3種類のウイルス感染を同時に判定できる検査法は初となります。RSウイルスは、乳児が感染すると肺炎になりやすく、主に小児科で検査が行われています。発熱を伴う症状が似た3つの感染症を同時に調べられれば、迅速な診断につながります。
PCR検査の試薬はプレシジョン・システム・サイエンス(千葉県松戸市)、抗原キットは東洋紡(大阪市)の製品で、いずれも1度の鼻咽頭ぬぐい液または鼻腔ぬぐい液を採取して調べます。
2022年10月26日(水)
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