アメリカ疾病対策センター(CDC)は3日、国・地域別の新型コロナウイルス感染状況に応じた渡航リスクの評価を終了したと明らかにしました。新規感染者数を厳密に把握し十分なデータを報告する国・地域が少なくなり、正確な評価が難しくなったためだとしています。
CDCの評価は国務省が渡航警戒レベルの設定に反映してきましたが、4月以降、特定の国・地域への渡航に対する包括的な勧告を発表していませんでした。日本は東京オリンピックの開幕を控えた昨年5月、4段階で最も厳しい「渡航中止」とされ動揺が広がりました。今年4月以降は、2番目に厳しい「渡航を再検討」としていました。
CDCは今後、新たな変異型ウイルスが広がるなど渡航に注意が必要な状況になった場合のみ、特定の国・地域に関する評価を出していく方針といいます。
2022年10月6日(木)
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