奈良県中部の医療機関を11日午前に受診した30歳代の男性が、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザに同時感染する「フルロナ」と診断されたことが、医療関係者への取材で判明しました。奈良県内で同時感染例が確認されるのは初めて。
男性は38・7度の高熱や激しい頭痛、せきの症状を訴えて受診。インフルエンザB型と新型コロナの両方に感染していることが確認され、医師はインフルエンザ治療薬「タミフル」を処方しました。男性は自宅で療養しているといいます。
新型コロナ対策の行動抑制解除と季節性インフルの流行期が重なり、国内では同時流行が懸念されています。奈良県によると、都道府県から国に同時感染を報告する仕組みがなく、全国でどの程度、同時感染が広がっているかはわからないといいます。
2022年11月12日(土)
0 件のコメント:
コメントを投稿