東京都は7日、都内で新たに3489人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の月曜日より1470人多く、3日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
20歳代、60歳代、70歳代の計3人の死亡も発表されました。
都によると、20歳代の死亡者は女性で、宿泊療養施設で療養中でした。10月28日に発症し、本人から申し込みがあり31日に入所。11月3日夕方の健康観察時まで体調に異常はなかったものの、4日朝の健康観察では女性からシステムへの入力がなく、部屋に駆け付けた看護師らが心肺停止状態の女性を発見。その後、救急搬送先の医療機関で死亡が確認されました。
都は死因を「コロナ以外の急性疾患」としています。基礎疾患はなく、ワクチンは2回接種していました。都は「適切に健康観察をしていた。管理上の責任はないと考えている」としています。宿泊療養施設で患者が亡くなったのは、昨年9月以来で2例目。
一方、7日までの1週間の感染状況をみると、1日当たりの感染者は5766・0人で前週(3762・4人)の153・3%。第7波のピーク以降、減少を続けていた7日間平均は10月11日に2626・6人と7波以降では最も少なくなり、その後は、横ばいか緩やかに増えていましたが、11月に入って増加ペースが速くなっています。
7日の新規感染者を年代別にみると、最多は20歳代の721人、次いで30歳代の629人、40歳代の600人、10歳代の486人など。重症化しやすいとされる65歳以上は181人でした。
「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日より2人多い20人でした。
重症者用の病床使用率は6日と同じ9・8%、全体の病床使用率は6日から1・4ポイント上がって34・6%でした。
東京都内の感染者の累計は330万8650人となり、都内で感染して亡くなった人は合わせて6025人となりました。
2022年11月7日(月)
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