2022/11/08

🟧東京都で新たに8665人が新型コロナ感染 都医師会長「第8波に入りかけている」

 東京都は8日、新型コロナウイルス感染者を8665人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(11月1日)より2145人増え、4日連続で1週間前を上回りました。70歳代から90歳代の5人の死亡も発表されました。

 都の発表によると、8日までの1週間の感染状況は、1日当たりの感染者が6072・4人で前週(4022・1人)の151・0%でした。

 8日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の1566人で、次いで20歳代の1535人、30歳代の1395人、10歳代の1178人など。重症化しやすいとされる65歳以上は832人でした。

 入院患者は1951人で、そのうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は前日より2人少ない18人でした。

 重症者用の病床使用率は7日と同じ9・8%、全体の病床使用率は7日から0・6ポイント上がって35・2%でした。

 東京都の感染者の累計は331万8811人となり、感染して亡くなった人は合わせて6030人となりました。

 8日に記者会見した東京都医師会の尾崎治夫会長は「第8波に入りかけている」と指摘しつつ、冬は心臓病や脳卒中などの救急患者が増えるため、医療態勢について「これ以上、コロナ用に拡充するのは難しい」との認識を示し、今月中に3回目以上のワクチン接種率が上がれば、この冬の感染の波はかなり抑えられるのではとして、早期のワクチン接種を強く呼び掛けました。

 また、尾崎会長は、財務省がコロナワクチン接種について、費用が一部自己負担となる定期接種扱いとする検討を求めたことに関して、「現時点で財源の議論だけして全額補助をやめたほうがいいというのは乱暴だ」と指摘しました。

 2022年11月8日(火)

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