15日、北海道内では過去最多となる1万906人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、初めて1万人を超えました。また、死者も34人と、1日の発表としては最も多くなりました。
北海道では10月中旬以降、感染者が増加傾向に転じ、感染が急拡大。11月8日に初めて9000人を超え、その後も7000人超の日が相次いでいました。人口10万人当たりの新規感染者数(週合計)では、10月下旬から全国最多が続いています。
15日、北海道内で発表された新規感染者数は、道が5709人、札幌市が3920人、旭川市が684人、函館市が326人、小樽市が267人の、合わせて1万906人となっています。
このうち道が発表した感染者数は医療機関の所在地別にみますと、十勝地方が707人、胆振地方が647人、空知地方が593人、石狩地方が592人、オホーツク地方が532人、釧路地方が359人、上川地方が270人、渡島地方が255人、後志地方が244人、根室地方が114人、桧山地方が106人、宗谷地方が90人、留萌地方が86人、日高地方が49人、それに、道の陽性者登録センターが1065人となっています。
道などの1日の発表としては、これまでで最も多かった11月9日の9545人を上回って過去最多となり、初めて1万人を超えました。
また、先週の火曜日に比べても1770人増え、感染が急速に拡大しています。
一方、これまでに感染が確認されていた人のうち、道が90歳代の男女5人、80歳代の男女10人、70歳代の男性1人、60歳代の女性1人、年代と性別が非公表の1人、札幌市が90歳代の男女3人、80歳代の男女5人、70歳代の男性1人、50歳代の女性1人、旭川市が年代と性別が非公表の3人、函館市が年代と性別が非公表の2人、小樽市が80歳代の性別非公表の1人の死亡を発表し、道内で発表された死者数は1日としてはこれまでで最も多い合わせて34人となりました。
病床使用率は14日現在で46・1%。医療提供体制が逼迫(ひっぱく)しつつあり、道は14日にコロナ用の確保病床数のフェーズを最高レベルの「3」に引き上げました。
これで道内の感染者は、札幌市の延べ41万917人を含む延べ94万4511人となり、亡くなった人は2938人となりました。
2022年11月15日(火)
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