2022/11/04

🟧新型コロナとインフル混合ワクチン、初期の臨床試験開始 ファイザーなど

 アメリカの製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックは3日、新型コロナウイルスとインフルエンザの両方に効果がある混合ワクチンについて、アメリカで初期の臨床試験を開始したと発表しました。混合ワクチンの開発はほかの製薬会社でも進められていて、1つのワクチンで対応できるようにすることで、より多くの人を感染症から守ることが狙いです。

 混合ワクチンは、4つの異なるタイプのインフルエンザウイルスに対応するワクチンと、新型コロナウイルスのオミクロン型「BA・5」などに対応するワクチンを組み合わせたものです。

 臨床試験では、18歳から64歳の健康な被験者180人を対象に、安全性や接種する最適な量、それにウイルスの働きを抑える中和抗体がどれくらいできるか、6カ月間にわたって調べるということです。

 新型コロナとインフルエンザの混合ワクチンを巡っては、アメリカの製薬会社のモデルナやノババックスも開発に取り掛かっており、2023年中の実用化を目指しています。

 2022年11月4日(金)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟩茨城県の20歳代女性、はしか感染 県内今年6人目

 茨城県は12日、県内在住の20歳代女性がはしか(麻疹)に感染したと発表しました。竜ケ崎保健所管内の医療機関から報告がありました。発症前、守谷市内のスーパーに出入りしていました。11日に感染を公表した20歳代男性の妻で、家庭内の感染とみられます。県内の今年の発症者は計6人となり...