エクアドル保健省は10日、鳥インフルエンザウイルスA(H5)型の人への感染が、初めて確認されたと発表しました。鳥インフルエンザは世界的に流行しており、同国でも数週間前に養鶏場の鶏から検出されていました。
感染したのはボリバル州中部の9歳の少女。感染した鳥と直接接触したことにより感染したと推定されるといいます。
保健省は、少女以外の人への感染はこれまでのところ報告されていないとしています。少女の容体は明らかではありません。
エクアドルは昨年11月30日、中部のコトパクシ州の養鶏所で鳥インフルエンザが流行したことを受け、90日間の公衆衛生上の緊急事態宣言を出しました。
アメリカ疾病対策予防センター(CDC)によると、人が鳥インフルエンザに感染するのはまれで、無症状や軽症のケースもあるものの、死に至ることもあります。
2023年1月12日(木)
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