東京都は2日、新型コロナウイルス感染者を新たに3502人確認したと発表しました。1週間前の木曜日より1559人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは16日連続です。
40~90歳代の17人の死亡も発表しました。
2日までの週平均の感染者は3776・1人で、前週(5614・0人)の67・3%でした。
年代別では、0歳35人、1~4歳162人、5~9歳203人、10歳代318人、20歳代545人、30歳代597人、40歳代566人、50歳代460人、60~64歳148人、65~69歳77人、70歳代201人、80歳代131人、90歳以上59人。65歳以上の高齢者は468人でした。発表人数以外に医師の陽性判定を受けていない感染者も少なくないとみられます。
「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日より7人少ない28人でした。
重症者用の病床使用率は前日より1・3ポイント下がって22・5%、全体の病床使用率は前日より1・5ポイント下がって44・0%になっています。
都内の累計患者数は427万5323人となりました。
東京都は同日、新型コロナの医療提供体制に関する独自の警戒レベルを「最も深刻」な水準から、約1カ月半ぶりに上から2番目に引き下げました。専門家は、入院患者が減り続けているとしつつ、「救急医療の逼迫(ひっぱく)は続き、通常の医療体制は影響を受けている」と分析し、1段階引き下げとしました。
新規感染者の減少を受け、感染状況の警戒レベルについてはすでに最高レベルから1段階引き下げています。
2023年2月2日(木)
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