中国の感染状況が落ち着いてきたことを踏まえ、政府は3月1日、中国本土からの入国者に対する新型コロナウイルスの水際措置を緩和しました。これまですべての人に義務付けていた入国時の検査を、最大で5人に1人を対象としたサンプル検査に変更しました。ただし、出国前72時間以内の陰性証明を提示することは、引き続き義務付けられます。
また、検疫態勢の状況次第で、中国本土からの直行便を、これまで限定していた成田、羽田、関西、中部以外の空港にも認めるほか、増便も認めます。
政府は今後の水際対策について、中国の感染状況や各国の水際措置の状況を見つつ、柔軟に対応するとしています。
中国政府は日本やアメリカへの団体旅行は解禁しておらず、中国からの旅行者数が本格的に回復するのは時間がかかる見通しです。
2023年3月1日(水)
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