政府は、中国に対して強化している新型コロナウイルスの水際対策を、4月5日にも緩和する方針を固めました。香港・マカオを除く中国本土から直行便で日本に入国する人に義務付けていた陰性証明を提出する必要がなくなります。
陰性証明は、出国する72時間以内に検査を受ける必要があったため、渡航者にとってハードルとなっていました。水際対策の緩和により、ほかの国・地域からの入国者と同様に、ワクチンを3回接種した証明書があれば入国が認められます。中国本土からの入国者の2割程度に実施しているサンプル検査は続けます。
政府は中国での感染拡大を受けて、昨年末から中国に対する水際対策を強化。当初はすべての入国者に対して入国後に検査してきましたが、段階的に措置を緩和しています。5月8日にコロナの感染症法上の位置付けが「5類」に変更されれば、中国以外の国も含めて接種証明書の提示が不要となる見通しです。
2023年4月1日(土)
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