新型コロナウイルスの感染者数について、東京都は7月2日までの1週間では、1医療機関当たり6・85人と発表しました。前の週の1・1倍になっていて、専門家は、「重症化リスクの高い60歳以上の患者が増えている」として、高齢者などに早めのワクチン接種を検討するよう呼び掛けています。
都は6日、新型コロナの感染状況について、モニタリング項目を発表しました。
それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、415カ所から報告があり、感染者数は7月2日までの1週間で合わせて2841人で、1医療機関当たりでは6・85人となりました。
前の週の6・22人の1・1倍で、専門家は「緩やかに増加していて、特に重症化リスクの高い60歳以上の患者が増えていて、今後の動向に十分な注意が必要だ」として高齢者などに早めのワクチン接種を検討するよう呼び掛けています。
また7月3日時点での入院患者数は、前の週より58人増えて1089人となりました。
2023年7月7日(金)
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