日本列島は17日、広く高気圧に覆われ、各地で猛烈な暑さになりました。東北から九州にかけ、今年最多の193地点で猛暑日(最高気温35度以上)を記録し、全国で最も気温が高かったのは愛知県豊田市で39・1度でした。
気象庁によると、この日は32の都府県に「熱中症警戒アラート」が発表されました。各地の最高気温は、山梨県甲州市で38・8度、埼玉県熊谷市で37・7度、京都市中京区で37・7度、福島県伊達市で37・3度、福岡県太宰府市で37・3度など。
県内の多くの観測地点で猛暑日となった埼玉県内の消防によりますと、17日午後5時半までに、少なくとも62人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
このうち蓮田市では、70歳代の女性が路上で倒れているのが見付かり、重症だということです。
東京消防庁によりますと、東京都内では17日午後3時までに熱中症の疑いで6歳から95歳までの男女、合わせて51人が救急搬送されたということです。
このうち、30歳代の女性1人が重篤な状態になっているほか、18人が中等症、32人が軽症だということです。
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。
2023年7月17日(月)
0 件のコメント:
コメントを投稿