アイリスオーヤマが製造し、グループ会社のアイリスフーズを通じて販売した電子レンジで温めるごはんについて、会社側は9月19日に自主回収すると発表しましたが、23日この対象をこれまでの5倍以上に相当する約160万個に拡大すると明らかにしました。
発表によりますと、自主回収の対象となるのは、アイリスオーヤマが製造し、アイリスフーズを通じて販売した電子レンジで温めるごはん「もち麦ごはん」で、特定のロット番号で賞味期限が来年(2024年)4月から9月までの商品となります。
これらは自社ブランドのほか、通販サイトのアマゾンとスーパーのライフ、セブン‐イレブンで、それぞれのプライベートブランドとしても販売されたということです。
会社側は9月19日に30万個あまりの自主回収を発表しましたが、この際に対象となった商品以外にも、同じようにごはんが変色して液状化している商品があることが消費者からの指摘でわかりました。
このため回収の対象をこれまでの5倍以上に当たる約160万個に拡大することを決めたということです。
会社側によりますと、これまでのところ健康への被害は確認されていないということです。
販売したアイリスフーズは、「度重なるお知らせとなり、お客様にはお手数とご迷惑をおかけしますことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。対象製品の生産を当面見合わせるといいます。
問い合わせ先の電話番号は、フリーダイヤル0800-888-6060で、午前9時から午後5時まで受け付けています。(土日祝日は午後0時から1時を除く)
2023年9月24日(日)
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