青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が相次いで体調不良を訴えている問題で、八戸市保健所は、原因とみられる消費期限が9月16日と17日の弁当が33の都道府県に流通していたと発表しました。
青森県の八戸市保健所によりますと、八戸市にある駅弁メーカー「吉田屋」が作った、消費期限が9月16日と17日の弁当を食べ下痢やおう吐などの体調不良を訴えている人の数は、22日午前9時の時点で301人となり、21日より3人増えました。
八戸市保健所によりますと、この問題の原因とみられている9月16日と17日が消費期限の弁当は、それぞれ前日に製造されていました。
弁当の材料は県内外から仕入れられ、調理から包装まで「吉田屋」で行われたということで、2日間で製造された合わせて59種類、2万2184個の弁当が1都1道1府30県の1080店舗に流通し、7割ほどがスーパーのフェアなどで販売されたということです。
また、保健所によりますと、吉田屋に対して食べた人などから問い合わせや苦情があったのは59種類のうち12種類の弁当で、吉田屋はこの12種類について自主回収を行ったということです。
八戸市保健所は、9月17日に行った立ち入り検査などの結果がわかると見込まれる来週にも、詳しい原因などを公表するとしています。
2023年9月22日(金)
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