新型コロナウイルスの全国の感染状況は、10月29日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が2・86人で、前の週の0・88倍となっています。
厚生労働省は「8週連続で減少しているものの、引き続き感染対策は徹底してほしい」としています。
厚労省によりますと、10月29日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1950人減って、1万4125人となりました。
また、1つの定点医療機関当たりの平均の患者数は2・86人で、前の週の0・88倍となりました。前の週から減少が続くのは、8週連続となります。
都道府県別では多い順に、北海道が7・08人、長野県が6・39人、山梨県が4・56人、石川県が4・38人、愛媛県が4・3人、福島県が4・16人、群馬県が4・03人などとなっています。少なかったのは島根県1・.55人、神奈川県1・67人、三重県1・68人、大阪府1・82人、東京都1・84人など。35の都府県で前の週より減少しています。
10月29日までの1週間に、全国約500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は1074人で、前の週と比べて71人減少し、前週比0・94倍となっています。
厚生労働省は全国の流行状況について、「8週連続で減少しているが、これまで冬になると、コロナの感染は拡大する傾向にある。引き続き、感染対策は徹底してほしい」としています。
2023年11月6日(月)
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