厚生労働省は24日、全国に約5000ある定点医療機関に11月13日~19日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計9648人で、1定点当たり1・95人だったと発表しました。前週(2・01人)の約0・97倍で11週連続で減少、5月に感染症法上の位置付けが5類に移行した後の最低を3週連続で更新しました。
都道府県別の最多は北海道の5・98人で、長野県4・97人、秋田県3・12人と続きます。少なかったのは島根県1・03人、三重県1・14人、大分県1・16人。東京都1・17人、愛知県2・37人、大阪府1・41人、福岡県1・30人でした。28都府県で減少しました。
11月19日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は784人で、前週の818人から34人減少。集中治療室(ICU)に入院している患者数は34人で、前週の45人から11人減りました。
入院者数と重症者数の週1回の報告は、すべての医療機関からではなく、全国約500カ所(ベッド数300床以上)の医療機関からの「基幹定点報告」に切り替わっています。原則として季節性インフルエンザと同じ医療機関からの報告となります。
2023年11月24日(金)
0 件のコメント:
コメントを投稿