2023/11/11

🟩新型コロナ、1医療機関当たりの患者数が5類移行後最少 厚労省は冬の拡大を懸念

 新型コロナウイルスの全国の感染状況は、11月5日までの1週間では、1つの医療機関当たりの平均の患者数が2・44人で、前の週の0・85倍となっています。

 厚生労働省は、「医療機関当たりの平均の患者数は、5類へ移行後最も少なくなったが、冬には感染拡大が懸念されるので、今後も対策を続けてほしい」としています。

 厚労省によりますと、10月30日から11月5日までの1週間に、全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から2060人減って、1万2065人となりました。

 また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は2・44人で、前の週の0・85倍となりました。前の週から減少が続くのは9週連続となり、新型コロナの法的な取り扱いが5類に移行後、患者数は最少になっています。

 都道府県別では、多い順に北海道が6・.51人、長野県が5・84人、山梨県が4・78人、岐阜県が4・28人、愛知県が3・51人などとなっていて、青森県、山梨県、岐阜県、滋賀県、島根県以外の42の都道府県で前の週より減少しています。少なかったのは福井県1・26人、長崎県1・36人、神奈川県1・41人、大分県1・43人、東京都1・.46人、大阪府1・54人など

 11月5日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された、新たに入院した患者の数は1074人で、前の週と比べて4人の減少でした。

 2023年11月11日(土)

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