2023/11/09

🟩エルニーニョ現象は来春まで継続、さらに高温も 世界気象機関が警戒

 世界気象機関(WMO)は8日、南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」が少なくとも来年4月までは続くとの見通しを公表しました。エルニーニョ現象は世界的な気温上昇を招くことが多く、観測史上最も暑い年になることが確実視されている今年よりも、2024年がさらに高温になる可能性があるとして、WMOは警戒しています。

 WMOは今年7月に、7年ぶりにエルニーニョ現象が発生したと発表。エルニーニョ現象は2~7年おきに発生し、通常は9~12カ月は継続します。過去最も暑い年だった2016年も、エルニーニョ現象の影響を強く受けていました。

 WMOのペッテリ・ターラス事務局長は、「エルニーニョは、発生翌年に世界の気温への影響を及ぼすことが通例だ」と指摘。「2023年は観測史上最も暑い年になることが見込まれており、来年はさらに暑くなる可能性がある」と述べ、温室効果ガスの濃度が高止まりしている現状に懸念を示しました。

 2023年11月9日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟧1人暮らしの高齢者6万8000人死亡 自宅で年間、警察庁推計

 警察庁は、自宅で亡くなる1人暮らしの高齢者が今年は推計でおよそ6万8000人に上る可能性があることを明らかにしました。  1人暮らしの高齢者が増加する中、政府は、みとられることなく病気などで死亡する「孤独死」や「孤立死」も増えることが懸念されるとしています。  13日の衆議院...