島津製作所傘下の島津ダイアグノスティクス(旧・日水製薬、東京都台東区)は、新生児の疾病の発症可能性を調べる「スクリーニング検査」で使うPCR試薬キット「TKSneoFinder」を国内の受託検査機関向けに、22日から発売しました。
試薬キットを使い、新生児の血液から希少難病の重症複合免疫不全症(SCID)とB細胞欠損症(BCD)、脊髄性筋萎縮症(SMA)の可能性を発見でき、発症前の診断や治療開始につなげやすくなります。
価格は1キットで16万5600円。1つのキットで92人分の検査に対応し、1年間で480キットの販売を目指します。
同キットの販売に伴い、島津製作所子会社の島津テクノリサーチ(京都市)が、新生児スクリーニング検査の受託検査事業を2023年度内に開始する予定です。
2023年11月27日(月)
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