大麻に似た成分が含まれるグミを食べ、体調不良を訴える人が相次いでいる問題で、厚生労働省九州厚生局麻薬取締部と大分県は22日、医薬品医療機器法に基づき、大分市と同県日田市の計2店舗に立ち入り検査を行いました。
麻薬取締部によると、大分市の店舗ではワックスやグミなど27品目、日田市の店舗では植物片や液体7品目で、大麻成分に似ているとされる合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」が含まれている恐れがあると確認されました。検査のため商品の提出を命じる検査命令と、成分分析結果が出るまでの販売停止命令を出しました。
厚労省は22日、HHCHを医薬品医療機器法の指定薬物とし、12月2日以降、医療などの用途以外の製造・輸入・販売・所持・使用が禁止されます。違反すると3年以下の懲役または300万円以下の罰金に処せられます。
2023年11月25日(土)
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