東京都内の感染症について、都は9日、10月30日から11月5日までの1週間の動向を公表しました。
それによりますと、1医療機関当たりの感染者数は、子供を中心に感染する咽頭結膜熱、いわゆるプール熱が2・73人で前の週の1・04倍に増え、引き続き警報の基準を超えています。
一方、インフルエンザは16・99人で、前の週の0・85倍と減少しましたが、引き続き注意報の基準を超えています。
新型コロナは1・46人で、前の週の1・84人からさらに減少しました。減少は9週連続で、5月に新型コロナが5類に移行して以降、最も低くなりました。
一方、6日時点の入院患者数は570人で、前の週から約90人増加しました。
専門家は、「現時点では医療提供体制への大きな負荷はみられない」と分析しています。
都は、換気や場面に応じたマスクの着用、せっけんでの手洗いなどの感染対策を呼び掛けています。
2023年11月9日(木)
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