阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)が、11月22日~12月25日に開かれた「クリスマスマーケット2023」で販売していた焼き菓子に幼虫が混入していたことが27日、明らかになりました。同百貨店を運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングによると、複数の在庫品から幼虫が見付かり、すでに顧客が購入した商品にも混入している恐れがあります。現時点で健康被害は確認されていないといいます。
混入が見付かったのは、輸入販売会社「ハートアートコレクション」(大阪市淀川区)がフランスから輸入したFORTWENGERブランドのパウンドケーキ、「ジンジャーブレッド(チョコレート)」で価格は1404円。11月22日から約1カ月で63個を売り上げました。
今月21日に、販売員がパッケージ内に1センチ程度の幼虫を発見。在庫品をすべて回収して調べたところ、57個のうち5個から幼虫を確認しました。
H2Oリテイリングは「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪。混入した経過を調査しています。商品については、輸入販売会社が自主回収を行うとともに返金対応します。
問い合わせは、ハートアートコレクション(06・6350・9775、土日祝日を除く、午前10時~午後5時30分)。
2023年12月27日(水)
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