今年の4月の日本全体の平均気温が、過去最高を更新しました。気象庁は4月の天候まとめを発表し、4月の日本全体の平均気温は、統計開始以降最も高かった1998年をおよそ0・8度上回り、過去最高を更新しました。
日本付近は暖かい空気に覆われやすく、低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込む日もあったため、4月の平均気温は全国的にかなり高くなりました。
また、4月下旬には広い範囲で30度以上の真夏日を観測するなど、各地で高温の記録を更新しています。
地域別でみると、平年に比べて北日本でプラス3・2度、東日本でプラス2・7度、沖縄・奄美でプラス2・6度と、各地域で1946年の観測開始以降、4月として1位の高温となりました。
西日本は平年に比べてプラス2・4度で観測史上3番目に高い記録で、中国地方でみると平年に比べてプラス2・4度となり、観測史上2番目に高い記録となりました。
各観測地点別でみると、全国153地点のうち半数以上の87地点で過去最高を記録しています。
2024年5月2日(木)
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