2024/07/18

🟧熱中症で病院搬送、1週間で全国の6194人 5人死亡186人重症

 7月14日までの1週間に熱中症で病院に搬送された人は全国で6100人余りに上ったことが、総務省消防庁のまとめでわかりました。

 総務省消防庁によりますと、7月8日から14日までの1週間に、熱中症で病院に運ばれた人は、全国で合わせて6194人で、前の週(9105人)より約2900人減ったものの、前の年の同じ時期(6354人)と同水準で高い数字となっています。

 このうち、死亡した人は5人、入院して集中治療の必要性のある「重症」が186人、病院への搬送を必要とする「中等症」が2156人、現場での応急処置で対応できる「軽症」が3789人でした。

 年齢別では、65歳以上の高齢者が3970人と、全体の6割余りを占めたほか、18歳以上65歳未満が1796人、7歳以上18歳未満が389人、7歳未満が39人でした。

 都道府県別では、東京都が725人と最も多く、次いで、埼玉県の492人、大阪府の481人、愛知県の449人、千葉県の385人などとなっています。

 また、熱中症となった場所別では、住宅が3050人、次いで、道路が1036人、工事現場や作業所などが563人などとなっています。

 気象庁によりますと、東日本と西日本では、18日から7月24日ごろにかけ、沖縄・奄美では7月24日ごろにかけて、高気圧に覆われて晴れ、猛烈な暑さとなるところがある見込みです。

 総務省消防庁は、梅雨明け前後の湿度が高い、蒸し暑い日に熱中症が増加する傾向にあるとして、適切に冷房を使用したり、こまめに水分を補給したりするほか、作業を行う時は適度に休憩するなど、熱中症への対策を呼び掛けています。

 2024年7月18日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...