2024/08/01

🟧PFAS巡り東京都に血液検査要請 医療団体「健康被害に不安」

 発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」に関し、東京民主医療機関連合会などは7月31日、健康被害を明らかにするために血中濃度調査を推進するよう東京都に要請しました。都の担当者は「具体的な回答はできない」と応じたといいます。

 PFASは全国の水道水や河川から検出され、環境省が水道水の全国調査を進めています。連合会の根岸京田会長は要請後に記者会見し、「健康被害への不安が高まっている。血液検査で数値が高い人には、定期的なフォローが必要だ」と指摘しました。

 血液検査を巡っては、浄水場の水からPFASが高濃度で検出された岡山県吉備中央町が、供給区域の住民らを対象に公費で実施する方針を全国で初めて決めました。

 2024年8月1日(木)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟧小林製薬、紅麹成分含むサプリメント問題受け再発防止策を公表 利益重視転換や脱創業家経営など

 小林製薬は17日、紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを巡る一連の問題を受けた再発防止策を公表しました。  品質や安全への意識改革を図るため、責任を担う部署の明確化のほか、創業家依存から脱却し、ガバナンスの抜本的な改革に取り組むとしました。  小林製薬の紅麹の成分を含む...