埼玉県は、県内に住む10歳代の男性がはしかに感染したと発表しました。
男性は海外への渡航歴はなく、県内で感染した可能性もあり、県は注意を呼び掛けています。
県感染症対策課によりますと、はしかの感染が確認されたのは県内に住む10歳代の男性です。男性は9月20日に発熱し、その後、発疹などはしかの症状が現れたといいます。男性は後日、医療機関を受診し入院。現在は、症状が改善したため退院し、自宅で療養しています。
1日に県衛生研究所で検体を採取しPCR検査を実施。3日にはしかの陽性反応が確認されました。
男性は海外への渡航歴はなく、感染源が不明で県内で感染した可能性もあるということです。
また、男性と接触があった人たちについても健康観察を行っているものの、これまでのところ、発症した人はいないということです。
今年、県内ではしか患者が確認されたのは初めてで、発生は約3年3カ月ぶりです。
埼玉県は「はしかは感染力が強いので感染が疑われる場合は医療機関を速やかに受診してほしい。また、感染を広げないよう公共交通機関の利用などは控えてほしい」としています。
2024年10月5日(土)
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