2024/10/20

🟪今年のエムポックス死者、アフリカ全土で1100人

 アフリカ連合(AU)の保健機関、アフリカ疾病対策センターは17日、アフリカ大陸全体では今年これまでに、約1100人がウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」で死亡したと発表しました。

 1月以降、アフリカでは計4万2000件の症例が報告されています。初の症例が報告されたザンビアとジンバブエを含め、18カ国で感染が確認されています。

 アフリカ疾病対策センターのジャン・カセヤ事務局長は、「対策を講じなければ、エムポックスは制御不能になる」と警告しました。

 死者の大多数は、流行の震源地となったコンゴ民主共和国(旧ザイール)に集中しています。同国では今月、ようやくワクチンの集団接種が開始されました。

 カセヤ事務局長は、大陸全体で「週ごとに新たな症例が増えている」とし、国際的なパートナーに対し支援の強化と、エムポックス対策のために約束された資金を直ちに拠出するよう求めました。

 2024年10月20日(日)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟩エムポックスは依然として制御されていない、アフリカ疾病対策センターが警告

 アフリカ連合(AU)の保健機関は10月31日、エムポックス(サル痘)の発生が依然として制御されていないと警告し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)よりも「さらに深刻な」パンデミック(世界的大流行)を避けるための支援の必要性を訴えました。  アフリカ疾病対策センター...